BOSS SD-1 Keeley 5star GE MOD の自作

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【必要パーツ】
・1uFのECQ-V×2個(代替品はMUSE-BP)
・0.1uFのECQ-V×2個(代替品はRubycon F2D)
・47pF積セラ×1個(マイカでも、普通のセラミックでもOK)
・620k金属皮膜抵抗×1個
・2.4k金属皮膜抵抗×1個
・NPNのGE(ゲルマニウム)トランジスタ×1個(PNPでもOK)
 入手が難しければ1N34A等のGEダイオードも使えますが
 歪み感は若干異なる様に感じます。
・赤色φ3mmLED×1個
・トグルスイッチ(3P ON-ON)×1個

できれば、サウンドの幅を広げるには、下のオペアンプを用意しICソケットで取り換えられる様にすると良いでしょう。
・RC4558P(2個をスタックして使用するとベターらしい)
・OP2604AP

【改造手順】…Robert Keeley氏が公開していたと言われるレシピに準拠
・C7及びC10を1uFのECQ-Vに交換
・C2及びC3を0.1uFのECQ-Vに交換
・R2を620k金皮に交換
・R6を2.4k金皮に交換
・D4と並列に47pFのコンデンサを取付け
・D6をGEトランジスタに交換※

※NPNの場合…ベースをDCジャック側に接続、エミッタを反対側に接続、コレクタはショートを起こさない様にカットないし絶縁
 PNPの場合…エミッタをDCジャック側に接続、ベースを反対側に接続、コレクタはショートを起こさない様にカットないし絶縁
 トグルスイッチを用いる場合は、LEDとGEトランジスタとを切り替えられる様にする。

【改造例】
トグルスイッチは適用せず、GEトランジスタのみを適用しました。
若干説明とは異なるコンデンサを使っていますが、エフェクトON/OFF時の音ヌケ向上を狙ってWIMAの1uFを2ヶ所に適用等しています。
私は、自分の好みに合せて、ICには艶アリ4558Dにサウンド似ているとも言われるTL4558Pを使用しています。

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【補足】この後、下の写真に示すよりコンディションの良いトゥルーバイパス化した個体にMODパーツを移植しました。その際に、オペアンプは、実機で使用されていたスタックしたRC4558Pに積み替えました。
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【所感】
TS-9とSD-1のどちらも好みに合わない方は、本MODを試してみる価値はあると思います。TS-9とSD-1の中間位?の帯域を押し出している感じで、両ペダルよりもヌケ・分離は良好(但しトランスペアレント系程ではない)です。ダークで深みのある音色です。ストラト系との相性が良い様に思います。
サウンドは、SD-1で削っている低音の量感を増し、ゲインを上げ、クリッピング電圧が低めのGEトランジスタを併用する事でキメの細かいコンプレッション感のある歪み音が出るのが特徴です。1N34Aとは歪み感が異なり、より繊細に感じます。(シリコンダイオード対称と比較すると、かすかに歪み音にキラキラ感があります)
実機では、トグルスイッチでGEトランジスタの代わりにLEDを選択できる様になっていて、このモードのサウンドはコンプレッション感がなくオープンかつ軽快で、音量も大きいです。(私の場合はこのトグルは作り込んでません)
Webで調べた範囲では、アンプの歪みをプッシュする方の場合はLEDモードを、ペダル単体を歪みモノとして使う方はGEモードを使われている様です。
私的には、パーツ少な目の簡単な改造で、オリジナルSD-1とは大分雰囲気の異なるツボを押さえた高品位な歪み(特にGEトランジスタを使った音)が得られ興味深いです。

ではでは
10月吉日
PS 改造は自己責任にて何卒よろしくお願い致します。