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zoom RSS 小型 BearFoot Dyna Red Distortion クローンMODの自作 h/w

<<   作成日時 : 2017/01/18 10:41   >>

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3ノブの Dyna Red Distortionには BJFE 版と、廉価な BearFoot 版があります。
Webを調べると、BearFoot 版のサウンドを好まれる方が散見されます。

そこで今回は、小型=1590Aサイズでの BearFoot 版の製作例をご紹介したいと思います。

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尊敬するrs6000様 <いつも勉強させて頂いてますm(_ _)m> が公開されてる”BJFE DYNA RED DISTORTION もっかんVer”のレイアウト図の部品定数等の変更により BearFoot 版を製作できます。

では早速パーツリストを下に示します。
(定数はtagboardeffectsブログのIvIark氏作のレイアウト図に準拠)

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手書き部が読みにくいので下に箇条書きにてポイントを記します。

A.R2 は省略(但しMOD用に部品は調達)
B.R4 の位置に C5=1uFを取り付け
C.R5 は3.6Kに変更
D.R8 は3Kに変更 
E.R9 は14.7Kに変更
F.C2 は省略
G.C4 は省略(但しMOD用に部品は調達。基板小型化の為にタンタルを利用)
H.C5 の位置に R4=1Kを取り付け
I.C6 は220pに変更
J.C11 は47nに変更
K.VOL は私の好みでAudioに変更(Linearと大差なしw)

更に…

L.1590Aケースに収納する為には、レイアウト図の一番下のグランド線を、ジャンパ線に置き換え、1行分高さを短縮した方が組立てやすい。
M.D1とD2の赤色φ3mmのLEDは Vf=1.8v 指定となっているため、下の回路図にて、
 V=9ボルト(電池で供給)
 R=4.7K
 として、Vfが1.8vとなるLEDをテスターで測定し選別するのがおススメ。
 
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【補足】MOD、ジャズコ向けチューニング他
N. 改造…R2とC4を上のリストでは省略しましたが、これを追加するとMID BOOSTになります。(海外のサイトで見つけたMOD方法。R2に50Kのトリマを使う例もあった)
…と言うか、WebにあるBearfoot版の回路図(キット販売されているパーツの定数)の音は市販される実機と比較すると硬すぎます。
R2とC4を付加しないと、実機に忠実な使えるサウンドにはならない様に思います。

O.ジャズコ対策…割愛(上のModをすれば、問題なくジャズコで使えるサウンドが出ます)

P.1590Aに収納するために、9V電源平滑用のパスコンにチップ電解コンを、バイアス電圧平滑用にディップタンタルを適用しました。
(オペアンプがバイアス帰還となっている回路の場合は、タンタル適用はNG)

Q.このペダルではE24系列以外の抵抗値が使われています。入手性が悪いため、例えば14.7Kの部分には10K+4.7Kを直列で代用しました。
(金皮は品質・入手性の良いXICON製を使用)

【製作例】
 ↓もっかんVer.にレイアウト変更を加えて出来上がった基板がこちらです。

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 ↓ケースに収納した完成状態がこちらです。

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 動作表示用のブルーのLEDは、透明シャフトのポットに組み込んでみました。
 なお、サウンドに係る配線材にはベルデン(撚線)を、半田はケスターを、ポットにはアルファを使用しています。
(品質安定性・信頼性・耐久性が高いため)
 ちなみに、桜屋電機店さんがベルデンの代替用に販売しているテフロン被覆の撚線を試しに購入し、LED用点灯ラインに使ってみましたが、被覆・芯線の太さや、線を取回す際の感触はベルデンに似ており、更に被覆の熱収縮も少なく、中々使えるとの手応えを得ました。
 次回自作には、この線材をサウンドの配線にも使ってみたいと思っています。


【所感】
 旧RATを進化させたのが Dyna Red Distortion であるとのWeb書き込みを見かけました。
 確かにゲイン(DRIVE)を12時〜フルとした際のサウンドにはRATの様なファズ的?な嫌味がなく、また分離も良好で、使いやすいと感じました。また、RATで嫌われるブーミー感もありません。
 ゲイン(DRIVE)がRATと比較すると低めで、9〜11時位がクランチの領域。11時〜フルがディストーションの領域という印象を受けました。(ハムバッキンPUで弾いた場合)

 なお、本ペダルは、低電圧(最小約5V)で駆動させると、飽和感が増す特性を持っているそうです。(要は、昇圧よりも、降圧した方が楽しめるペダル?らしい)
 未だ試していませんが、スマホ充電用のバッテリーブースタ(約5.5V)での駆動に、そのうちチャレンジしてみたいと思ってます。

ではでは<(_ _)>
2017年1月吉日
PS1 こちらでの情報にもとづくエフェクター製作は、自己責任にてお願い致します。

PS2 ゲインを1〜2時位に上げた状態のサウンドが、OCD Ver.4の美味しいサウンド・ポイントと似ている事に気付きました。(但し歪の粒子はOCDより細かい)
回路的にも、最終段のバッファの直前で、比較的容量が大き目のコンデンサにてハイをバッサリとCutしている点と、トーン回路の構成がOCDと似ています。
また、DRDはWIMA(ハイの伸びが良い)を使い製作する事で、バランスのとれた(硬質ではない)サウンドが得られます。OCDも同様に積セラ(こちらもハイの伸びが非常に良い)主体で製作し、バランスの良いサウンドが得られる設計になっています。
多くの歪みペダルは、AVX、ECQないしF2D等のMID(〜LOW)レンジが豊かなコンデンサで製作するのが定石となっているのとは対照的であり、興味深いです。

PS3 「BearFoot Dyna Red Distortion クローンMOD」は、WebにUPされているBearFoot版の回路図に基づき製作し、更にMID BOOST (MOD)を追加したものです。
この回路は、BJFE版とほぼ同じ定数ですが、ごくわずかに歪み音のエッジ感が強目の味付けとなっています。
ピッキングやギターボリュームへの応答、クランチ音の作りやすさ、音の分離も良いと思います。また、フルゲインでも、充分にノイズレスで分離も良く、使える音が得られるペダルだと感じてます。

下に恥ずかしながら、私が弾いたサウンドサンプルを示します。
サンプルはYoutubeにある音源を真似たものですが、機材が異なるため、また私の腕が劣るためw 全く同じサウンドを再現できてはいません。

【サウンド・サンプル1】



使用ギター:Italia guitars modena semitone(シンライン・テレ系)
使用ピックアップ:リア(ハムバッキン)、VOLとTONEはフル
使用アンプ:CUBE-80…ジャズコ・モード Lo=1時, Mid=1時, Hi=12時 (元ネタ音源のES335の方がロー・ミッドが多いため、アンプで補整)
録音:ICレコーダー Panasonic RR-XS455
ペダル・セッティング:ゲイン、トーンは12時、ヴォリュームは1時
真似をした元ネタ音源:下URLの20秒〜40秒(使用ギターはES335)
https://youtu.be/AlAEHmmY9UM


【サウンド・サンプル2】



使用ギター〜録音、上と同じ(但し、アンプトーンは全て12時、また、ギターのVOLは7割程度に絞った。元ネタがシングルPUのテレの為)
ペダル・セッティング:ゲインはフル。トーンは12時、ヴォリュームは1時
真似をした元ネタ音源:下URLの4分10秒〜4分20秒
https://youtu.be/FuFlBToPNxo

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