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zoom RSS YAMAHA CO-01 の KORG CMP-1化MOD, DCジャック増設等 h/w

<<   作成日時 : 2014/10/16 11:10   >>

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YAMAHA CO-01をKORG CMP-1化するには下の様に改造すればOKと思われます。

・IC1をNJM13600Dに交換
・マイラーコンデンサをRubycon F2Dに交換
(フィルムコンデンサらしい素直な音質特性を持っている)
・音に係る電解コンデンサC4,C6をMUSE BPに交換
 また、C5をFine Goldに交換

ちなみに、ダイオードD1を1N4001に交換した方が良いとの記述をWebで見かけましたが、D1は電源逆ざし防止用のダイオードですので、サウンドへの影響はほとんどないため、交換は不要と思われます。

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【詳細説明】
■CO-01を入手し、WEBで見つけたKORG CMP-1の回路図(Copyright 2003 by Gotttfried Divosとの記載有り)と比較すると、抵抗・コンデンサともに値は同一である事が確認できました。
更に、Web上のCO-01, CMP-1の複数の内部写真と比較すると下の知見が得られました。

・CO-01ではフィルムコンデンサにマイラが使用されているが、CMP-1は若干グレードの高いフィルムコンデンサが使われている様に見える。
・音に係る電解コンデンサ(C4,C5,C6)の形状・色がCO-01とCMP-01では異なる。
(おそらくCMP-1の方がグレードの高いコンデンサが使用されていると思われる。)
なお、CO-01に搭載されている電解コンデンサは、ミニサイズの松下の製品で、同じ世代のBOSSのペダルでは良く使われている。
・IC1はCO-01では海外ベンダーのものが使用されているが、CMP-1では国産のNJM13600Dが使われている。
・トランジスタは回路図上では2SC2785と書かれているが、実際はC0-01、CMP-01ともに2SC945が搭載されている模様。
なお、ベンダー(NEC)も、データシート上の性能も2SC2785と2SC945は同一となっている。
(形状のみ異なる同一品と考えられる)
ちなみに、現在は2SC2785(生産中止品)のベンダーはNECからルネサスに移管されており、セカンドソース?をTY Semiconductor社が供給しているらしい。
ちなみに、2SC945にはTY Semiconductor社をはじめとして複数のベンダーが存在する模様。
・電源安定用の100uFと220uFのコンデンサは、CO-01とCMP-01では同一のものが使用されている。
・D1については、CO-01では個体によって透明なガラス管に黒帯のあるタイプのダイオードが使用されている場合と、1N4001の様な形状をしたものが搭載されている場合がある。
但し、機能としては電源逆ざし防止用のダイオードであるため、サウンドへの影響はほとんどないと考えられる。
ちなみに、CMP-01では1N4001の様な形状のダイオードが取り付けられている。
なお、回路図上はD1にはSR1K-2が指定されている。

■以上の情報を総合すると、CO-01をベースにCMP-1のサウンドを得るには下の改造を行うのが適切と思われます。
・IC1を国産品に変更。
・サウンドに係るフィルムコンデンサ及び電解コンデンサの質を若干上げる。
(WIMAとFine Gold等の様な贅沢?な組み合わせでは、CMP-1よりHi-Fiになり過ぎ、CMP-1のサウンドと似ない懸念有り)
・C5のみは、漏れ電流が少ない事が求められる(回路図からの情報)ため、Muse BPよびも漏れ電流が少ないFine Goldを適用した方がよいと思われる。
・電源系のコンデンサは、CO-01のものをそのまま流用する。
(容量は経年劣化で変化していると思われるが、CMP-1らしさを追求するなら昔のままのコンデンサを使うのが好ましいと思われる)
・トランジスタは、(NEC製の)2SC945ないし2SC2785であれば、交換の必要はない。

■Webで調べるとYAMAHA CO-01とKORG CMP-1のサウンドの差は下記らしいです。

・CMP-1の方が抜けが良好(音はやはり太目らしい)
・CO-01は太い音が出る。(要は、ハイが抜けないのだと思われる)

改造によるコンデンサの質の若干の向上で、少なくともヌケの改善は期待できるはず…


【補足】その他のMODの可能性
■TRUE BYPASS MOD
 オリジナルのCO-01には(形態は特殊だが)6P ON-ONのスイッチが使用されいています。
 片側の3端子には、In Jackと、Out Jackと、Effect Outのラインがはんだ付けされていて、これによりバイパス/エフェクトONの切り替えを行っています。
(ちなみに、バイパス方式は「ぶら下がりバイパス」でありエフェクトOFF時に音痩せがあるタイプ)
 また、残りの3端子のうち2端子には、エフェクトONの際に、LEDが点灯する様に結線されています。
 
(1) R21のIn Jackと接続されている側を基板上で取り外し、これをEffect In端子と考えれば、True bypass化は容易にできる。

(2)ダイオード点灯回路には、ポップノイズを少なくする工夫がなされているが、実際の所、CO-01には少なからずポップノイズがある。
下の様にすれば、通常のTRUEバイパスにおけるLED点灯部と同じ仕様にする事ができる。
・D6を取り外し、ジャンパー(ショート)する。
・R24を取り外し、ジャンパー(ショート)する。
・R19を4.7Kに取り換える。
・C11を取り外す。
 なお、小型の9Pのフットスイッチであれば、サイズ的にCO-01のケースにおさまる。
 但し、端子側のスペース(高さ)がギリギリであるため、足(端子)を若干斜めに折り曲げ、その部分と干渉するプラスチックケースに穴をあける処置を私の場合は実施。

■ミレニアムバイパスMOD
 上の(1)と(2)の改造を行い、2SK30等を用いたミレニアム回路を適用すれば、フットスイッチを交換する事なく、ミレニアム・バイパス化する事ができます。
 コツとしては、ミレニアム回路では、エフェクトオフ時も、LEDにわずかに電源供給されてしまうため、うすぼんやりとLEDが点灯してしまうケースがありますが…
 これを避けるためには、動作電圧の高い高輝度青LEDを適用すればOKです。

■ベースMOD
 低音がもっと出る様にするためには、CMP-1化MODとは異なり、適宜コンデンサーの値(容量)を大きくし、経年劣化していると思われる電解コンデンサーを新しいものに交換するのが有効と思われます。
・C8を0.022uFから0.047に変更
・C9を0.01uFから0.02に変更
・C2、C3を0.01uFから0.02に変更
 (以上は、ギターのLow Eが約82Hzであるのに対して、ベースのLow Eが約
  41Hzである事をより導いた値。
  既存のエフェクターでオクターブ下(周波数換算で1/2)の音域迄をカ
  バーする事を目的すると、計算上はカップリング・コンデンサ及び、オペ
  アンプ部のカットオフ周波数に係るコンデンサの容量を、計算上は約2倍
  とすれば良い)
・フィルムコンデンサーはマイラで良いが、コダワリを持つなら低音が出るECQ系に全交換するとベター
・経年劣化していると思われるC4,6をMuse BP(音の太さ重視)ないしFine Gold(抜け及び分離重視)に変更
・経年劣化していると思われるC5をFine Goldに変更
・経年劣化していると思われる100uFと220uFのコンデンサーをFine Goldに交換


ではでは
PS1 改造は自己責任で御願い致します<(_ _)>
PS2 写真の説明
1枚目の写真に改造前の基板を示します。
2枚目の写真に改造後の基板を示します。
3枚目の写真にTrue Bypass化の為に9Pのフットスイッチを追加した写真を示します。なお、図中の(アルミ)プレートサイズは L40mm x W20mm xT3mm です。穴は現物合わせで加工しました。
Wは20mm〜30mmの範囲であれば取付けられます。Tは加工性を考えると2mm程度とするのが良いと思います。
また、DCジャック追加も写真では合わせて行っています。この位置であれば、内部構造や部品等と干渉しません。
DC Jackの追加には、写真の様にケース外からナット固定できるタイプが適しています。
4枚目の写真にTrue Bypass化する際の配線方法を示します。
5枚目の写真に(電池ホルダーの役目を持つ)プラスチックケースを示します。9Pのフットスイッチの足と、プラスチックケースが干渉しますので、ケース側には写真の様な穴をあけておく必要があります。
6枚目の写真にはDC Jackの追加配線方法を示します。
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